小さな子連れでのんびり過ごすプチ移住体験
旅人： 石川県からお越しのご姉妹と１歳のお子様
テーマ： 小さな子連れでのんびり過ごすプチ移住体験
滞在日： 2010年 9月
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１日目
本州ではまだまだ猛暑のさなかの９月、私と姉と、こども（１歳になったばかり）を連れての初の長旅に挑戦。 現地で暮らしているかのような気分を味わいたくて、そして小さな子連れでも不便のないようにと、コンドミニアムを選びました。 とても心配したベビー初飛行機は、周りの方々のあたたかい目のおかげでなんとか２時間半、乗り切りました。いよいよ、那覇空港に到着☆
空港からタクシーで10分ほどでマンションに到着。お部屋に入った時は歓声をあげてしまいました♪とってもきれいで広くて、眺めもいいし、 こんな所で一週間過ごせるなんて夢のよう！家具や雑貨もオーナーさんのこだわりが感じられます。 こどももさっそく、家中をはいはいで探索しました。
こどもにお昼寝をさせ、今日はどこへ行こう？と思っていたら、管理人さんが、今日開催されるエイサー祭りの情報を教えてくださいました。 場所はマンションすぐ近くの野球場。さっそく出かけました。向かう途中に果物屋さんがあり、生ジュースが半額だったので、道中飲みながら歩きました。 このお店はその後何度もお世話になりました。夕方からジュースが安くなったり、店員さんもとても親切で時にサービスしてくれたり。お勧めです。
野球場は大勢の人々でにぎわい、屋台もたくさんありました。ベビーカーで入れるシート席もあり、初めて間近で本物のエイサーを見ました。 若者たちがとても威勢良くてかっこよかったです。若者に活気がある街っていいですねー。
帰ってからこどもの食事やお風呂を済ませ、くつろいでいると… 突然、外から「ドーン!!」という爆音が！ベランダに目をやると、なんと巨大な花火が目の前に！ エイサー後の打ち上げ花火がマンション真横のグラウンドであったんです。こんな近くで、こんな目線で花火を見たのは初めてでした。 短い時間でしたが、初日からこんな貴重な体験ができるなんて☆
2日目
今日は快晴なので、ビーチへ。近場のビーチがよかったので、オーナーさんに教えていただいた 「あざまサンサンビーチ」へ行きました。絵にかいたような青い空に白い雲で、もう見たとたん引き込まれました。 中に入っても水は透明で、魚もちらほら。小さなビーチなので人も少なく貸し切り状態。まさに楽園でした。 側に屋根の下で休憩できる場所や広い更衣室もあり、子連れでも余裕です。 ３人で思う存分満喫しました♪
昼食は、海沿いの「まんまるカフェ」へ。ガラスのないカウンターからさっきのビーチやその周りの海を見下ろし、 ぜいたくなひとときを過ごしました。 時間がゆっくり流れてて、日常の嫌なことも忘れさせてくれる癒しの空間でした。 店の片隅に置いてあるかわいい貝がら細工はおみやげにおすすめです。
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それからニライカナイ橋を渡りました。後ろから車が全く来なかったので、ゆ～っくり海景色を堪能しながら走りました。 ガイドブックで見るよりずっと美しかったです。帰りにジャスコで買い出しし、マンションへ。
3日目
国際通りへ。今日はゆいレールで移動です。壷川駅までは徒歩10分くらい。景色を見ながら歩けばあっという間です。 遠くから見るマンションもすてきです。
国際通りに着くと、お土産や食料をあれこれ見て回りました。 お土産用に売っている果物は高いけど、“既に完熟”という理由で安く売られている掘り出し物もあり、 たくさん買って帰りました。
昼食は「花笠食堂」へ。店内は満席状態だったけど、運よくお座敷がすぐに空きました。さっそく沖縄そば定食を注文。 沖縄そばは正直あまり好きではなかったけど、ここのは本当においしかったです。
帰りにゆいレールで壷川駅につくと、外はちょうどどしゃぶりの大雨。牧志駅では降ってなかったのに。 スコールだろうと駅で雨宿りしたけど、やむまでに１時間近く待ちました。なかなかベビーカーに大人しく乗っててくれないこどもを抱っこしたり、 下ろしたり… 体力消耗しました。
雨を我慢した甲斐があり、部屋に帰ると、ベランダから大きな虹が見えました。
ほっと一息つき、買ってきた食材をゆっくり堪能しました。
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4日目
今日はちょっと遠出して、美ら海水族館へ。高速が無料って嬉しいですね。 途中、瀬底大橋などに立ち寄りつつ、水族館へ到着。到着したらすぐに「オキちゃん劇場 が始まるとこでした。よくあるイルカショーですが、久しぶりに楽しめました。
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こどもにはまだ早かったようで、イルカは全く目に入らない様子。周りの人たちが拍手するのを見て楽しんでました。
さて、おみやげのジンベエザメくんも買ったことなので、昼食はまだだけど、晴れてるうちに古宇利大橋へ。 こどものごはんだけ車中で済ませました。ナビを無視して近道しようとした浅はかな私…結局遠回りして、やっと目的地へ。 橋を渡ると、広大な海が一面に広がっていました。運悪く、かなり曇り空でした。それでもやっぱり海はきれい！ これって晴れてたらすっごくきれいなんだろうな。次は絶対晴れを狙って来たいな。
昼食を食べ損ねたので、古宇利大橋を渡ってすぐの売店でいろいろ買いました。その中にあった紫いものおもち、初めて食べましたが、今でもその食感を忘れられません。 こんなおいしいもの初めて食べました。（空腹すぎたからでしょうか??）
帰ったらもう夕方。それでも、疲れて帰ってきても我が家のようにくつろげるのがコンドミニアムのいい所。 ゆっくりお風呂につかって一日の疲れを癒します。運転おつかれさま。
5日目
今日はゆっくりマンションで過ごします。 午前中はマンション内でこどもを遊ばせました。それからゆっくりとお昼寝。私も読書などして過ごしました。 なんて贅沢な時間の使い方なんでしょう～。
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子連れにとってコンドミニアムの良いところはたくさんありますが、一つは自由にこどもを遊ばせられること。 まだ歩けないわが子の場合、ホテルの床を這いまわったら汚いし、やっぱりこどもは広い所が好きです。 それに、布団で寝かせられること。赤ちゃんだとベッドから落ちちゃうし、民宿だと周りに迷惑ですし。 そして、離乳食などこども用の食事を手作りできること。これはもちろん大人も同じです。 長期で旅行に行くと、絶対途中で外食に飽きちゃいますよね。 お金だってかかるし。他にもいいことづくしのコンドミニアムです。
スーパーで買い出ししてマンションへ帰宅。今日は本当に日記に書く事ないくらい何もない一日でした。
6日目
今日も特に予定はなく、のんびり過ごす日。 徐々に台風が接近しているので、天気は曇り気味で、風も強くなってきました。ビーチや水族館、早めに行ってよかった。 午前中はマンション周辺の公園をベビーカーで散歩しました。きれいなお花がいたるところに咲いていました。しばらく周囲をうろつき、マンションに戻ってこどもをお昼寝させました。
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午後になっても天気はもっていたので、さらに別のルートをお散歩しました。 川沿いを歩いていると、沖縄らしい植物があちこちに生えていました。 しばらく歩くと、お年寄りがたむろしている場所がありました。 そこには屋外用の運動機器などがあり、お年寄りが健康づくりに励みつつ交流しているようでした。一 人の方が、「さっきまで川にマンタがいたよ」と教えてくれました。残念ながら見れませんでしたが… 沖縄って海だけでなく、川も別格できれいなんですね。亀が泳いでることもあるそうです。 それにしても沖縄の方たちはフレンドリーで、この周囲で何人もの方たちが気軽に話しかけてくださいました。 訛りが強くてなかなか聞き取れないのも、それまた良いですね。
こんな過ごし方こそ、まさに憧れていた移住体験です。
7日目
今日は夫と合流する日。空港まで迎えに行き、私たち夫婦が結婚式を挙げた思い出の式場へと向かいます。 車で北上すること１時間…さとうきび畑を通り抜けると、なつかしい式場が。 あの時と同じ曇り空で、強い風が吹いていました。式場は変わらず元気のようです。 ちょうど浜辺で、挙式したてのカップルがドレス姿で写真を撮っていました。
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式場を後にし、北谷のブルーシールアイスのレストランでランチを。 この辺は道中もアメリカ人が多いなと思っていたけど、店内はアメリカ人だらけ。 英語が飛び交い、日本じゃないみたい…内装もアメリカンで、とってもいい雰囲気でした。 姉はアイスクリームマウンテンを注文。 こんなにいろんな種類を味わえて６８０円は安い！味もgoodです。
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ついでに北谷でショッピング。夫がずっとほしかったのにネットでも売り切れだった商品をなぜかここで発見。 意外な出会いでした。あれこれ買い物してるうちに、どんどん風が強くなってきました。 台風が接近してきたようです。明日の飛行機が少し心配。
ギャラリアに寄って景品をもらい、マンションへ。いよいよ今夜でマンションともお別れです。 夜は、沖縄そばに島どうふ、南国のフルーツにオリオンビールと、 沖縄づくしの食事で一週間の旅を締めくくります。
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8日目
荷物をまとめ、最後のおでかけ。沖縄県立博物館へ行きました。行ってみると駐車場がいっぱい。 何かイベントやってるのかな？と思ったら、興南高校の甲子園春夏連覇のW優勝旗が博物館にやってきてたんです！ なんともラッキー☆写真展もあり、地元の方々が列を作って見ていました。 それにしても本当に、こんな小さな島なのに春夏優勝なんて、若者たちのエネルギーがすごいですよね！ 博物館では沖縄の歴史について楽しく学べます。
適当な所で昼食を済ませ、マンションへ。まだ少し時間があったので、隣の野球場で行われていた高校野球の県大会を見に行きました。 ウグイス嬢の沖縄訛りが暖かい気分にさせてくれました。
チェックアウトを済ませ、空港へ。
楽しかった一週間はあっという間に終わってしまいました。 子連れということで大変なことも多い旅でしたが、この広々したマンションで生活できたおかげで、大変さは激減したと思います。 憧れだった高級マンションでの生活、沖縄でのプチ移住生活、どれもかなえることができ、大満足の旅になりました。 オーナーさん、本当にありがとうございました。
